海外の学会にもっていくべきもの、便利な持ち物

このページは海外の学会に持っていくものをリストしておくページです。

必要なもの

・パスポート
言わずもがな。有効期限もチェック。また、コピーをとっておくこと。

・ビザ
多くの場合、短期滞在を条件に免除されるが事前に申請が必要なところも。例えば、オーストラリアは必要。ETAというオンラインのビザ発行システムがあるので、出発前日でも最悪間に合う(はず)。ただしETAはクレジットカードが必要。アメリカも同様にESTAという事前申請システムがある(偽申請サイトもあるので注意!)。空港で特に確認されることがないこともあるが、念のため申込み番号などを印刷して持参しよう。

・クレジットカード
これも海外では必需品。これがあれば現金がなくなっても大抵ATMで引き出せる。会社にもよるがレートも悪くなく、現地で円を両替するよりも安いことも。ただし、不必要なものは財布から抜いて行ったほうがよい(万が一盗難に遭ったらややこしくなる)。

・発表資料(原稿、ハンドアウト、ポスター、ついでにデータも)
なくてはこまる。プロシーディングがある場合もハンドアウトのマスターを一部もっていくと安全。当日配る場合は少し荷物になるがコピーして持っていったほうがよいだろう。念のため、データもフラッシュメモリなどにいれておくと安心。
ポスターの場合、専用の筒に入れていくと帰りもかさばるので、ホームセンターでプラスチック製の水道管みたいなのを買ってアレンジし、現地で捨ててしまうのが楽だろう。もちろん畳んで入れてもよいが。コストはかかるが布に印刷すると持ち運びは楽。

・時計
腕時計は発表の時間を測るのに必須。大抵の会場は時計は備えてない。あと目覚まし時計も必要。朝起きれませんでしたはしゃれになりません。目覚ましの設定時には時差に注意。スマホは現地に自動で合わせてくれる設定の人が多いだろう。

・現地の通貨
事前に成田空港等で換金しておく。あまり持ちすぎると物騒なので3,4万程度を両替しておくとよい。なくなったらカードでも下ろせるし。余ったのを日本円に戻すと何もしてないのに2割くらい元本がへるので両替のし過ぎに注意。

・日本円
空港での食事、行き帰りの電車賃で必要。

・薬
バファリン、正露丸、胃腸薬、風邪薬など。現地では知らない薬品ばかりなのでなれたものをもっていくべし。特に環境が変わると腹痛が起こりやすいので正露丸と胃腸薬は大事。また、慣れない食事になるのでサプリメントなんかもあると安心。傷薬、綿棒なども。

・着替え
パンツを裏返してはくという奥義もあるが、基本は日数分の着替えを用意する。3、4泊程度ならそれほど荷物にはならない。冬の上着は着まわすようにして少なめにすると荷物がへる(学会でオシャレになる必要はない)。現地で洗濯することはあまりできないと考えた方が良い。また、服もサイズが違うのでフィットしたものはなかなかない。ヨーロッパの夏は長袖(場合によってはジャケット)が必要になることもあるので、事前に気候を調べること(南半球は季節が逆)。

そして重要なのが寝巻き。海外のホテルでは部屋着がないことが多い。ジャージ等、代替になるものでもよいので、楽な服を持参すべし。

なお、スーツは特に不要。海外の学会では私服(ある程度ちゃんとしたもの)で発表するのが一般的らしい。

・名刺
折角の機会なので積極的な交流を。名刺は裏面に英語で情報を記載しておこう。30枚程度あると安心。

・メガネ・コンタクト
普段着用している人は必須。コンタクトの手入れのための道具もお忘れなく。

・ホテル、学会などの予約番号
書類がある場合は持参。その場合でも番号は手帳などに控えておくこと。

ホテルの検索や航空券の手配は エクスペディアじゃらん海外などが便利。チェックインとチェックアウトの時間を必ず確認すること(チェックインの時間の前に到着しても荷物を預けることは大抵可能)。また、キャンセルポリシーも確認しておく。





あると便利な必要なもの

・ノートパソコン
パワーポイントを使う場合は必須。またインターネットに学会会場から接続できる場合が多いのであると便利。日本との連絡用にも。

※現地の空港やカフェでインターネットが使える場合があるが、ほとんどの場合、設定が固定されていて日本語の入力も表示もできない場合が多い。これだとメールの送受信もできないので一台もって行ったほうがよいだろう。

・コンセント変換アダプタ
ノートパソコンなど、ACアダプタ付のものは250ボルトくらいまで対応しているのでコンセント口さえ合わせればなんとかなる。行く国のコンセントタイプを調べること。ちなみに各タイプに対応した万能コンセントなるものもある(例えば、このような万能プラグ など)。高圧対応のACアダプタがないものに関しては変圧器が必要。変圧器はごつくて重いのでできるだけ必要のないものをもっていく。

・スリッパ
部屋は土足が基本だが、スリッパがあるとかなり快適。備え付けてあることはあまりないので折りたたみのものをもっていくとよい。

・折り畳み傘
天気は読めないのであると安心。現地でも調達できるがよいものはなかなかない(と思う)。※イギリスでは普通の傘さえコンビにでも売っていなかった。

・ティッシュ類
ポケットティッシュがあると便利(海外の駅前で配っているということはまずない)。手が汚れたときにウェットティッシュやアルコールティッシュがあると安心。

・予備バッテリー
携帯やPCなどを外で使う場合、例えばこういうものがあると安心。

・飛行機快適グッズ
飛行機は長いので疲れる。全員に配ってくれることもあるがアイマスクとか耳栓とかあると便利。ほかにマスク(乾燥対策)、空気枕など。個人的にはこれ(ヨックネールDX)が気に入っています。枕としてではなく、腰に当てるとかなり楽。あと、セキュリティチェックのときに液体系は透明の袋に入れないと機内に持ち込めないので、液体類がある人は事前に準備を。

・暇つぶし
長旅のお供に文庫本など。結構重要。往復の飛行機で普通に2冊くらいは読めるので普段積読になっていたものを持っていくとよい。

・地図
ネットからプリントアウトしたものでも良いので縮尺が大きいものと小さいもの両方を。会場の場所、移動手段のチェックを忘れずに。電車やバスを利用する場合は駅やインフォメーションで時刻表や路線図をもらうとよい。

・デジカメ
景色を撮るのにあるとよい。もちろんインスタントカメラでも。現地の様子をブログなどで報告する場合はパソコンとつなぐケーブルも(SDスロットがあれば不要)。

・電子辞書
結構重要。英和、和英の入ったものを。カシオ 電子辞書 エクスワードあたりが鉄板か。英語のコンテンツも非常に充実。

・Wifiルーター
現地でsimカードを買ってスマホに入れる手もあるが(simフリーであるかは事前に確認を)、日本からwifiルーターを借りていくと便利。プランにもよるが、1日あたり1000円~2000円程度で借りられる。

・リップクリーム
飛行機の中は乾燥するのであると便利。のど飴やガムもあるとよい。

・目薬
同じく乾燥対策。現地では合うものを調達するのが難しいので日本から持参を。

・ゴミ袋
洗濯物を入れたりするのに必要。


海外で快適に過ごすためのtips

Updated 2019/01/24

・水
海外ではレストランなどでも水は有料で、日本の「お冷」ののりではもらえない。また、水道水も飲むとよくない場合もあるので、ミネラルウォーターを買って飲むのがよい。しかしながら、毎回買っていると高いので、スーパーへ行って2リットルくらいの大きなものを買い、500mlくらいの小さなペットボトルに移して持ち歩くとよい。

・洗濯
日本の旅館のようにランドリーがついているところは滅多にない。近くにコインランドリーがあればよいが、ないときもあるので、部屋干しトップ(※重要!部屋干しに対応していないといやーな臭いが残ってしまう)と洗濯紐を持参して洗濯できるようにするとよい。しかし、洗濯は案外大変なので(洗濯機のありがたみが身にしみる)、1週間程度ならその分の着替えを持っていったほうがよいだろう。

・お風呂
これまた日本とはのりが違うが、浴槽があればつかることができるので疲れも取れる。しかし入浴剤という気の利いたものは宿泊先にはおいてないことが多いのでバスクリンなどを小袋にいれて持っていくとよいだろう。湯船がないと意味ないが…。また、いつも使っているマイシャンプー・マイリンスを小さな容器に入れて持っていくのがよいだろう。いつも使っているものは落ち着きを与えてくれる。結構エキセントリックなバスルームもあるので、ある程度覚悟を…。

・食べ物
現地ではなかなか自分に合う食べ物が見つからないこともあるが、フルーツは万国共通でうまい。八百屋にいってフルーツを購入し、おやつや食後に食べるとすっきりする。ビタミンの補給にもなるのでお勧め。

・入国審査
入国カードを機内で配られ、それを入国時に提出することになる。そのときにパスポート番号宿泊先情報(含住所)が必要になるので、メモを機内に持ち込むとよい。

入国審査では、必ず来た目的を聞かれるが、"to attend a conference"というと、いろいろと聞かれる(何の学会か?どこであるのか?証明はあるか?など)。煩わしい場合は実際に町を歩くこともあるわけだからsight seeingでもよいかもしれないが、学会のプログラムやウェブページを印刷して持っていって見せると話が早い(入国審査官から激励の言葉がもらえることも?)。

・携帯のメール
海外にいると携帯にメールが来ていないか気になるところだ。そういう状況に対応したサービスがあるのをご存知だろうか。auでは「自動転送サービス」というもので、「Eメール設定→その他の設定→メール転送先」で設定可能。yahooやgmailなどブラウザ経由で見られるものに転送設定しておこう。

・ホテル
ホテルは学会会場に近いほどよい。なぜなら発表の合間や昼に戻って休憩できるし、朝早くても行くのが楽だ。また、予算が許せば朝食込みのプランがよいだろう。

・荷造り
かばんはでかいスーツケースを持っていく必要はない。例えば、このキャリーバッグとか。あと、百均でも売ってる圧縮袋は便利。かさを小さくすることができる。

・電池
電池は重し、海外で買うと高いのでエネループを買って持っていくとよい。この充電器 は240Vまで対応しているので、このような万能プラグさえあれば何回も充電でき、電池切れになる心配はない。デジカメが単三電池2本で動く場合、4本エネループを持っていって、予備の二本を充電しておけばさらに安心。お勧めは以下の商品。これは単4電池が2本ついていて、さらに単三、単四両方に対応した急速充電器がついている(※同時には充電できないが小柄で荷物にならない)。電池は別に必要な本数だけ買っていけばよいだろう(例えば、 SANYO eneloop ニッケル水素電池 単3形 4本パック。1200円くらい)。




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